今年度も、岩手大学教授の高木浩一先生に「研究リテラシー入門~研究とは何か」と題して講演を行っていただきました。講義とグループワークによる実践をとおして、研究という営みについて深く学びました。内容は次のとおりです。
①なぜ学ぶ? 学校のミッションと問題・課題
②どう学ぶ? 学習の段階:小中高大での学び(大学の勉強は何が違う?)
③科学的思考とは? 帰納法と演繹法
④未来をデザインしよう!~環境・エネルギー問題を考える(グループワーク)
⑤モデル化体験~光電池の面積と発電量の関係を考える(グループワーク)
④のグループワークでは、環境・エネルギー問題に関するプロジェクトを考え、プロジェクト達成の先にあるであろう未来予想を図にして可視化する作業を行いました。⑤のグループワークでは、ソーラーパネルやテスターを指示されたとおりに接続し、ソーラーパネルの面積と発電量のデータを採取し、その関係をモデル化する作業を行いました。これらの作業を通して、科学的思考力が養成され、データ処理の方法・技術等を習得することができました。